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環境設備設計・省エネルギー・脱炭素デザイン

(Environmental equipment design / energy saving design)

ITの普及により、遠隔地の人同士で仕事を行うことができるようになった現在、
機械設備(空調・換気設備、給排水衛生設備)、
電気設備、IT、IOT、など様々なエキスパートによるアライアンス(連合組織)を編成し、業務を遂行していきます。
環境性、機能性、快適性、安全性、経済性に優れ「地球温暖化対策」も考慮した、総合的に品質の高い設備環境の実現
を追求します。

環境・設備デザイン

「環境・設備デザイン」は、単にデザインの領域や
分野を示す概念ではなく、
デザインのあり方や考え方(原理・原則や目標)を示す
「デザイン理念」と、捉えています。
「環境デザイン」を標榜するのであれば、その設計思想は、
「環境」に対する知識を身につけ、
理解しての設備設計でなくてはならないし、
「環境」をよりよい方向へ導くことを根本的な目標とする
デザイン(設計方針)でなければなりません。

20世紀は、人類文明にとって「成長と繁栄の世紀」
でしたが、文明維持の根源的要素である
エネルギーに
関しては、大量消費によってエネルギー源の限界を
招くにいたり、
また、生産と消費における排出物などが
与える「環境負荷」は、
「地球環境問題」という矛盾を
引き起こしました。
その他さまざまな「都市環境問題」も発生しています。
総括的に言えば、「環境の危機」であり、
それを克服すべき時代としての
「環境の時代」が21世紀だと思っています。

環境を意識した設備設計(デザイン)は、持続可能性を
その目標としなければなりません。
まず、災害から守られ、多面的で十分な危機管理の
下にあることが、持続可能性の大前提になります。
デザイン対象は、周囲・周辺環境と無関係に存在
している閉鎖系のシステムとしてでは無く、
周囲・周辺環境と何らかの「関係」をもつ開放系の
システムとしてデザインされる必要があります。
環境を意識した設備設計者は、「プロジェクトの
プロセス・コンセプト」を読み取り、
把握する力を備えなければなリませんし、
言い換えれば「調査」「分析」する技術を身につけ、
得られた「知識」を「組織化」して「環境設備ノウハウ」
として
自らの中に蓄積する能力を備える 必要があります。
その結果、施設所有者・施設利用者・施設外の方々にも
そのコンセプトをご理解いただき、
永く親しまれる様な施設づくりを心掛けています。

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