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環境設備設計・省エネルギー・脱炭素デザイン
(Environmental equipment design / energy saving design)
ITの普及により、遠隔地の人同士で仕事を行うことができるようになった現在、
機械設備(空調・換気設備、給排水衛生設備)、
電気設備、IT、IOT、など様々なエキスパートによるアライアンス(連合組織)を編成し、業務を遂行していきます。
環境性、機能性、快適性、安全性、経済性に優れ「地球温暖化対策」も考慮した、総合的に品質の高い設備環境の実現
を追求します。
ZEB
ZEB( ゼロ・エネルギー・ビルディング)
建築・設備上の省エネルギー技術によって
エネルギー 消費を極力小さくする一方、
太陽光発電などによってエネルギーを自給し(創エネ)、
トータルの エネル ギー消費量の削減を
近似的ゼロを目指す建物を指します。
実現させるためには、
① 外皮性能の向上などにより負荷を抑制し ② 自然エネルギー利用及び
③設備システムの高効率化を行う ことで、基準一次エネルギー消費量に対して
50% 以上の省エネルギーの実現を目指します。
そして、④再生可能エネルギーの導入により、
建築物の外部からの自立性を高めていきます。

従来の定義では、ZEB のファーストステップとなっていた
「ZEB Ready」でさえ、正味で 50% 以上の
一次エネルギー消費量削減という 内容でした。
それと比べると、「ZEB Oriented」の登場によって、
いかに大規模な建物が取り組みやすくなったのかが分かります。
延べ面積が 10,000 平方メートルを超える建物は、
日本の建物で消費されるエネルギーのうち、
36%程度を占めているといわれています。
日本が掲げる、2030 年度に温室効果ガスの排出量を
2013 年度比で 46%削減するという目標を達成するためには、
多量のエネルギーを消費 する大規模な建物を含め、
あらゆる建物において省エネルギー化と創エネの活用が
欠かせないでしょう

* 再生可能エネルギー量の対象は敷地内に限定し、自家消費分に加え、売電分も対象に含めることとする。
- 一次エネルギー消費量の対象は、平成 28 年省エネルギー基準で定められる空気調和設備、空気調和設備以外の機械換気設備、照明設備、給湯設備及び昇降機とする(「その他一次エネルギー消費量」は除く)。また、計算方法は最新の省エネルギー基準に準拠した計算方法又はこれと同等の方法に従うこととする。
- 未評価技術は公益社団法人空気調和・衛生工学会において省エネルギー効果が高いと見込まれ、公表されたものを対象とする。なお、未評価技術のリストは、 今後、評価方法の更新や未評価技術の実証結果等を踏まえつつ、必要に応じて適宜見直すこととする。
(出所)経済産業省資源エネルギー庁「ZEB ロードマップフォローアップ委員会とりまとめ」(平成 31 年 3 月)より作成
未評価技術のリスト
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